ユースカジノには、スロットやルーレットなど、楽しめるゲームがたくさんあります。
これらのゲームで「必ず勝てる方法」はありませんが、数列を使って次に賭ける金額を計算し、最終的には収支をプラスにしていく方法があります。それは「モンテカルロ法」です。
モンテカルロ法
「モンテカルロ法」は、勝率33%、配当3倍のゲームに有効な攻略法です。
ルーレットが一番わかりやすいかと思います。ルーレットでは、ダズンという賭け方があります。

「1~12(左側)」「13~24(中)」「25~36(右側)」のどれかに賭ける方法です。これは、勝率が33%、配当が3倍になります。
また、カラムという賭け方にも利用できます。「上段」「中段」「下段」のどれかに賭ける方法です。

ルーレットでのモンテカルロ法の進め方
モンテカルロ法は、数列を使って、次に賭ける金額を決めるので、頭の中だけでは混乱します。紙に書きながらプレーすることをおすすめします。
1:はじめ
紙に、1 2 3 と数列を書きます。
ここから始まります。
両端の数を足します。 1+3=4
答えの4が、つまり「$4」がはじめに賭ける金額です。
※はじめは「$1」を基準にしています。
もし余裕がある方なら、「$5」を基準にしてもかまいません。この場合は、$5×4=$20が掛け金となります。
2:負けたとき
数列1 2 3の右に、4を加えます。
1 2 3 4
両端の数を足します。 1+4=5
答えの5が、つまり「$5」が次にに賭ける金額です。
負けるごとに、右に数字を書き加えていきます。
もし7連敗したら、数列は、
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10となりますね。
次に賭ける賭け金は、両端の数を足すので、$11となります。
3:勝った時
上の続きで、8回目で勝つと、両端の数字を2ずつ消します。
数列は、1 2 3 4 5 6 7 8 9 10ですから、
左側の1と2、右側の9と10を消すと、
3 4 5 6 7 8
となります。
この数列の両端の数を足します。 3+8=11
答えの11が、つまり「$11」が次にに賭ける金額です。
4:続けて勝った時
勝った時は、両端の数字を2ずつ消しますから、
数列は 3 4 5 6 7 8ですから、
左側の3と4、右側の7と8を消すと、
数列は、5 6となります。
この数列の両端の数を足します。 5+6=11
答えの11が、つまり「$11」が次にに賭ける金額です。
5:また勝った時
数列は、5 6ですから、
今までのように、勝っても両端の数字を2ずつ消せません。
数列の数字が消せなくなった時が、モンテカルロ法の「完成」です。モンテカルロ法が完成した時点で、収支はプラスになっています。
6:完成後
モンテカルロ法が完成した後もプレイを続けるときは、最初に戻って、紙に、1 2 3 と数列を書き、$4賭けるところから始めます。
モンテカルロ法の収支の検証
では、上の例で収支の検証をしてみましょう。
ゲーム回数 | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 | 6回目 | 7回目 | 8回目 | 9回目 | 10回目 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ベット額 | $4 | $5 | $6 | $7 | $8 | $9 | $10 | $11 | $11 | $11 |
勝敗 | × | × | × | × | × | × | × | 〇 | 〇 | 〇 |
利益 | ($4) | ($5) | ($6) | ($7) | ($8) | ($9) | ($10) | $33 | $33 | $33 |
収支 | -4 | -9 | -15 | -22 | -30 | -39 | -49 | -27 | -5 | 17 |
1回目:$4賭けて、負け 計$4のマイナス 数列:(1 2 3)
2回目:$5賭けて、負け 計$9のマイナス 数列:(1 2 3 4)
3回目:$6賭けて、負け 計$15のマイナス 数列:(1 2 3 4 5)
4回目:$7賭けて、負け 計$22のマイナス 数列:(1 2 3 4 5 6)
5回目:$8賭けて、負け 計$30のマイナス 数列:(1 2 3 4 5 6 7)
6回目:$9賭けて、負け 計$39のマイナス 数列:(1 2 3 4 5 6 7 8)
7回目:$10賭けて、負け 計$49のマイナス 数列:(1 2 3 4 5 6 7 8 9)
8回目:$11賭けて、勝ち 計$27のマイナス 数列:(1 2 3 4 5 6 7 8 9 10)
9回目:$11賭けて、勝ち 計$5のマイナス 数列:(3 4 5 6 7 8)
10回目:$11賭けて、勝ち 計$17のプラス 数列:(5 6)
10回目で、モンテカルロ法完成し、ここで収支がプラスになっています。
おわりに
確率からいうと、7回連続で負けることは多くありません。3回連続で勝つことは、27回に1回起こります。
どちらも、低い確率で起こることですが、検証すると、モンテカルロ法が完成すれば、収支はプラスとなりました。
紙とペンを持ち、数列を使って次の賭け金を決めると、収支がマイナスになることはほぼないといえます。
「モンテカルロ法」でルーレットを攻略すると、ワクワク感を味わいながら、大金を手に入れることができるかもしれませんね。